張地・クッションのお手入れ
布
日々のお手入れ
日常は、布表面を軽くたたきゴミやホコリを浮き立たせてから、掃除機で吸い取ってください。
汚れの落とし方
汚れが染み込んでしまった場合は、直ぐに、薄めた中性洗剤をやわらかい布に浸し、固く絞ってから表面をたたく様にして移し取って下さい。
そのあとお湯で同様にして中性洗剤を移し取り、最後に乾拭きしてください。
カバーリング仕様のお手入れ
ファブリックのカバーは、選択された張り地により扱いが異なります。カバー内側に表示された洗濯タグを確認いただき、クリーニング等できれいにすることができます。
洗濯タグの表示と推奨お手入れ方法/ドライクリーニング(推奨)
※ご家庭の洗濯機で水洗いを行うと、張地が縮みカバーかけが出来なくなる恐れがあります。
カバーの取り外し・カバーかけの注意点
カバーへウレタンクッションを入れる時の注意点。チェアクッションなどは、ウレタンを三つ折にして入れ、中で広げます。そのままの大きさで無理に入れようとすると、入り口の縫製をいためるからです。
ソファのクッションカバーは、ファスナー開口部から一番遠いコーナー角部分をしっかり入れてから、順番にコーナーをしっかり入れていきます。マチ部分の縫い目がクッション形状に沿うように張地に少し力を入れて 撫でるように馴染ませ調整していきます。最後のファスナー締めを強引に行わないで下さい。(ファスナーの破損や張地のホツレにつながります。)コーナーの収まりや縫い目をクッション形状に沿うように撫でつけて調整すれば、無理なくファスナーを閉められる状態になります。
本革
日々のお手入れ
日常は、乾いた柔らかい布で拭いてください。塗装面のツヤが変わる恐れがあリますので、科学雑巾のご使用は避けてください。手垢などの軽い汚れは、固く絞った蒸しタオルで拭き取り、最後に乾拭きして下さい。
汚れの落とし方
汚れのひどいときには、薄めた中性洗剤をやわらかい布に浸し、固く絞ってから拭き取ってください。そのあとお湯で同様にして中性洗剤を拭き取り、最後に乾拭きしてください。
※靴用クリームやシンナー・ベンジン等、車や床用ワックスは使用しないで下さい。
クッション
日々のお手入れ(羽毛を使用したクッションの場合)
羽毛タイプの背クッションは、羽毛(スモールフェザー+ウレタンチップの混合)を使用しています。羽毛は優しく体に馴染みながら座り心地に深みを出します。体に馴染んだ羽毛は毎日の使用でクッションの下方向や隅に移動する為、少しずつ固まって湿気を含みやすくなり本来の復元力が低下していきます。湿気は臭いの原因にもなる為、気持ち良くお使い頂けるよう、以下のお手入れをお勧めします。
- クッションをひっくり返し、ボリュームがある方を上にします。
クッションを押して羽毛が固くなった部分をほぐしましょう。
いろんな方向から数回繰り返して中の空気を入れ換えます。 - ポンッポンッと叩いて、ほぐした羽毛を均-にします。
- クッションをセットし、表面を優しく馴染ませながら形を整えて終了です。
※晴れた日に陰干しをするとより効果的です。天日干しは劣化を早めますのでお勧めできません。
中の空気を入れ替えながら数回干すとより除湿できますのでお試し下さい。 梅雨時期の場合は、大きめの箱や布団袋に入れ、布団乾燥機で乾燥させるのも良いでしょう。
使用上のご注意
近年の地震被害調査では、負傷者の3割から5割が家具の転倒や落下によるものとの結果が報告されています。棚や引き出しのある家具やテレビが、お子様の体のの上に倒れてきて下敷きになる事故が多く発生しています。地震対策やお子様の安全の為に、テレビや家具が転倒しないようにしっかり固定しましょう。
尚、消費者庁からも消費者に向けた注意喚起資料が公表されています。ぜひ身の回りの安全について改めて考えてみてください。
家具やテレビを安全に設置しましょう
消費者庁ホームページ https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_010/